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MINEDSfor EC DATA

株式会社西鉄ストア様 Mineds for EC Data 導入事例

西鉄ストアご担当者様プロフィール

ご担当者様

株式会社西鉄ストア
営業企画部兼メディア戦略課兼マーケティング室課長
坂本 大輔 氏

略歴
2001年に株式会社西鉄ストアへ入社。 店舗水産売場に配属後、2005年より2017年まで水産チーフとして従事。 2018年、営業企画課アシスタントマネージャーとして販促業務に携わる。 2019年、西日本鉄道株式会社デジタル戦略委員会に参画。 2020年4月に、営業企画課長、兼DX推進部事務局となり 、2023年よりマーケティング室・メディア戦略も兼任で担当。

導入事例インタビュー

坂本様の役割について教えてください。

現在は販促・ポイント・ネットスーパー等の営業企画、アプリ・SNSの活用やPRといったメディア戦略、分析業務を中心とするマーケティング室を兼務で担当していて、それぞれのチームのマネジメントを行っています。

貴社では、どのような課題をお持ちでしたか?

小売店でのPOPというのは、メーカーの商品と消費者の新たな設定を創出するという観点で、非常に大きな役割を果たすものです。しかし、スーパーマーケットの売り場では、作成工数や費用の観点から、商品の価値を訴求するPOPを付ける商品は重点商品に限定されます。そのため、特に定番商品の販促手段は価格訴求が中心で、利益を圧迫する要因となっていました。

具体的な取り組み内容について教えてください。

マインディアが保有するEC口コミ・購買データを元に、リテールAI研究会の協力を得てAIによる解析と自動生成でPOPを作成し、西鉄ストアの店舗で実際に展開しました。具体的には以下のフローです。

・西鉄ストアのID-POSデータをAIで解析し、顧客層の特性と購買傾向を解明
・潜在需要が見込め、かつ種類が多く訴求が難しいカレーカテゴリと韓国のりを対象商品に選定
・マインディアのEC口コミ・購買データをAIで解析し、商品ごとに消費者評価の傾向を特定
・各商品に対して見込み客の特性を踏まえた商品説明文を、AIで自動生成

どのような成果がありましたか?

実験店舗におけるカレーカテゴリの対象SKU売上構成比が全店平均を6.5ポイント上回る67.5%に、カレーカテゴリの売上は前年対比105.5%(全店平均の+0.9ポイント)に向上しました。
このような成果を、工数をかけずに自動で作成したPOPによって生み出せたことが大きな価値だと捉えていて、AIベースでのリテール革新をリードする「ID-POS」×「ECデータ」×「AI」の活用事例になったと考えています。

今後の展開について教えてください。

今回の結果を元に、PDCAを回しやすくするための手法の構築や精度向上、展開売り場の拡大等を検討・実施していきたいです。

これからマインディアに期待されることはありますか?

今回は新しい事例を生み出すことができましたが、引き続き新しい取り組みを一緒に実験していくパートナーとして、伴走型で支援していただけたらと思っています。特に、西鉄ストアにとどまらず小売業界に対しても革新的な位置づけになるサービスの構築に一緒に取り組んでいきたいです。

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