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2022.11.17 戦略コンサル→M&Aアドバイザリー→マインディア創業:CFO Ryota Kimura

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今回は、CFO(最高財務責任者)として創業からコーポレート業務を担当しているRyota Kimura / 木村 亮太にマインディアを創業するまでのお話を聞いてみました。

株式会社マインディア / 取締役CFO 木村亮太
北海道出身。慶應義塾大学経済学部を卒業後、ドリームインキュベータに入社。大企業及びスタートアップ向けの戦略コンサルティング業務とM&Aアドバイザリー業務に従事。2018年、マインディアに創業メンバーとして参画。CFOとしてコーポレート業務全般のマネジメントに加えて、資金調達、採用業務、等を担当。

マインディア創業前の経歴について教えてください

大学卒業後、ドリームインキュベータ(DI)に入社しました。就職活動中は戦略コンサルティング業界を見ていましたが、DIは当時「日本に未来のソニーやホンダを100社作る」という理念を掲げ、大企業向けの戦略コンサルティングに加えて、スタートアップ向けのインキュベーション(投資・ハンズオン支援)を行っており、その両方が経験できるユニークなキャリアパスがあるということが決め手でした。

リーマンショックの影響でスタートアップ関連の新規プロジェクトが凍結となり、入社後しばらくは大企業コンサルティングの業務がメインでしたが、入社時の思いもあり強く希望して、数少ないスタートアップの既存プロジェクトにアサインしてもらいました。その時の経験はとても刺激的かつ活気に満ち溢れたもので、現在スタートアップに深く関わることになる理由となった原体験になっています。

その後、社内に経験者を招聘してM&Aアドバイザリー業務を行うチームが新設されることになり、コンサルティング業務だけではなかなかアクセスできないハードスキル(財務、税務、法務の知識、等)に加えて、ソーシングやエグゼキューションに関連するソフトスキル(提案力、交渉力、等)を体得できる貴重な機会だと思い、自ら手を上げてM&Aチームへの参画を認めてもらいました。

M&Aチームでは、国内外の案件についてソーシングからエグゼキューションまで全面的に担当させてもらいました。当時まだ20歳代後半~30歳程度の身分で、自ら案件内容を作り込み、大企業の要職の方に対してプレゼンの機会を与えてもらっていたことを思い起こすと、上司の懐の広さや気苦労をかけたことに感謝してもしきれません。M&Aチーム発足当時の方針は、基本的に大企業コンサルティングでの既存顧客の成長に資する提案をしていくことがベースでしたが、一定以上のディールサイズの条件をクリアしていれば容認するというスタンスでもあったため、関わった案件内容は多岐に亘りました。

その中でも、とある上場企業のフィナンシャルアドバイザー(FA)として、M&A戦略をゼロから練り上げ、その戦略に基づいて買収すべきターゲット企業を選定し、そしてその企業群に自ら提案し案件化を行った私のDI時代の最後の案件はとても印象に残っています。見栄えの良い戦略やターゲットリストを作っても実際にその企業を買収するためには対象会社のライトパーソン(大株主)に提案をして買収を受け入れてもらわなければなりませんので、そのアポ取りもゼロから行いました。もちろんリレーションの無い先も多く、電話をかけたり直筆の手紙を送ったり、またはそのライトパーソンが参加するイベントに潜り込んで出待ちをしたり、とあらゆる手を尽くして提案機会を作りに動きました。一見困難で面倒な状況を、創意工夫や粘り強さによって打開できたという成功体験は今でも大きな糧になっています。

この案件においては、M&A戦略策定の部分はまさに戦略コンサルティングで培った経験が活きましたし、ターゲット企業へのアプローチの部分はスタートアップ支援で学んだ限定的なリソース環境下の中で泥臭くも地道に結果を出していくドライブ力が求められ、そして案件進行中はアドバイザリー業務の専門知識が必要となる、まさにDIでの学びの集大成的な案件と言えました。

DIをご退職されてマインディアの創業に参画するまでの経緯はどのようなものだったのでしょうか?

最後の案件を進めている中で自分の中では一区切りついた感覚もあり、また時間的余裕が確保されたリラックスした環境下で残りの人生をどう生きるかを考えたいという思いもあり、特に次の進路先を決めず、いわば完全な「無職」の形で過ごすことにしました。その際、特に期限を決めていませんでしたが、結果として約一年半の期間、今まであまりできなかった運動を中心とした健康的な生活習慣を確保することに加えて、旅行や読書、その他の様々な趣味や勉強に時間を費やしました。

今の業務にも活きていることとしては、大学時代からのライフワークである株式投資に関連して、国内上場企業の適時開示資料に隈無く目を通すということをやっていました。当時上場企業は約3,500社ありましたが、ほぼ全ての開示資料に目を通していました。決算集中期は本当に大変で週末も深夜までずっと決算資料を見ている日も少なくありませんでした。これまでコンサルティングやM&Aの業務に関連して、IR資料に日常的にアクセスしていましたが、時間的制約から担当する案件に関連する企業・業界にフォーカスした理解に留まり、横断的な視点で国内外の経済や事業環境を捉え切れていない部分もありました。こうして全上場企業の資料を見ていくと、全業界のビジネスモデルの理解が深まり、企業や業界の好不調の理由や背景を推察することがスムーズにできるようになります。また企業単位では投資家に対して積極的かつわかりやすい情報開示を志向しているかどうか比較することもでき、仮に自分が上場企業の経営に関与した場合のイメージトレーニングにも非常に役立っています。

マインディア創業の経緯について教えてください

そうした「大人の夏休み」を謳歌していたタイミングで、代表の鈴木と再会しました。鈴木は大学時代の「マーケティング勉強会サークル」の2つ上の先輩であり、当時から良いことも悪いことも含め様々なことを教わっていました。再会した際に起業を検討している旨を聞き、私からもこれまでの知識・経験からそのプランについてできる限りのアドバイスをしていったら、いつの間にか私も創業メンバーの一員になっていました。当時鈴木はFacebook(現Meta)の営業本部長のポジションにあり、Facebookの広告ビジネスの好調にも支えられキャリアとしては順風満帆に見えましたが、その安定的なポジションを捨ててまで起業を志すという目的意識に強く共感したことを覚えています。

創業メンバーの一員になることを決めるタイミングで、鈴木から現CTOの松倉を紹介されました。松倉からも当時在籍していたメタップスの主要事業における要職を捨てて起業したい旨を聞き、これまでエンジニアという人種に抱いていたイメージを良い意味で覆されたことを思い出します。

マインディアの創業にあたっては、定款の設計や法人登記、銀行口座開設などを一から担当しました。最初はコストを抑える目的でバーチャルオフィスで創業しましたが、バーチャルオフィスだとなかなか銀行口座開設がスムーズに進まず苦労しました。さすがにリアルのオフィスを契約しなければということになり、六本木にある10人入ると窮屈になるくらいの小さなワンルームの物件を契約しました。振り返ると煩雑な業務も多かったですが、「ゼロイチ」の前進感もあり、毎日が軽い興奮状態の中で充実していました。

現在の業務について教えてください

現在はコーポレート部門管掌の取締役CFOとして、財務、経理、法務、総務等のバックオフィス業務のマネジメントに従事しています。また、採用チームの主導やIPO準備に関連する業務も行っています。

昨年までマインディアではエクイティファイナンスを行わず、既存事業で得た利益を充当する形でEC購買データSaaSのビジネスを立ち上げてきましたが、立ち上げのスピードを加速させる目的で今年5月に初めてエクイティファイナンスを実行しました。その際のエグゼキューションでは、DIでの業務経験が大いに役立ち、極めてスムーズな形でクロージングまで進めることができました。

マインディアのカルチャーはどういったものですか

鈴木や松倉も外資系企業や実力主義のスタートアップでそれぞれキャリアを歩んできたこともあり、「結果を出すこと/こだわること(Impact Driven)」、または「結果を出そうと創意工夫/挑戦する人(Be A Hacker/Fail and Learn)」を高く評価するマインドセットは私を含めた3人とも共通していると思います。その意味で、最初からグローバル視点で事業を考え創造しようという「Go Global」と合わせて、創業時に設定した4つのValueについてはマインディアのありたい価値観をクリアに体現しているものだと思います。

マインディアではどんな人と働きたいですか

担当業務における高度な知識・経験はもちろんですが、先に述べたマインディアのValueに共感してくれる/体現する人物かどうかは、採用活動においてもとても大事な評価基準としています。更にそれに付け加えるならば、自分で物事を考えて前に進めようとするプロアクティブな姿勢を高く評価します。まだマインディアは数十名の小さな組織であり、個々人の明確な業務内容の規定や制限はありません。自分の通常の業務範囲ではなくとも会社の成長にとって必要だと思ったことに主体的に取り組み、結果に繋げるような人とは一緒に働いていてとても気持ちがいいですし刺激になります。

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