独自の消費者データを自由に分析・閲覧できるSaaSであるMineds(マインズ)を提供してる我々Minedia(マインディア)。そんな弊社のメンバーへのインタビュー記事連載 “Mine the Members / マインディアの「人」”。
今回は、Research Managerとして案件のオペレーション統括を担当しているHitomi Fukai / 深井 ひとみにお話を聞いてみました。
略歴
神奈川県出身。明治学院大学心理学部卒業。大学卒業後、GMOグループの広告代理店に入社し、自社ASPの運営や広告運用コンサルティング業務を担当。社内MVPにて新人賞を受賞した。2017年にGunosyに転職し、ASPの新規立ち上げに従事。2021年、マインディアに入社。現在はマーケティング&オペレーション本部のオペレーション部門統括として、主に定性調査の進行管理業務に携わっている。動物が好きで、犬2匹とうさぎと生活している。
2016年に新卒でGMOグループの広告代理店に入社し、リワード広告を主に扱う部署で、自社ASPの運用と営業サポートを担当していました。入社3ヵ月でチームの方が全員退職してしまい、新卒にも関わらず一番業務に詳しい人が自分という環境で、業務量も多く残業が続く日々ではありましたが、その分短期間で成長できたと感じています。
その後、運用型広告を扱う部署に異動し、リスティングやディスプレイ広告、DSPの運用担当に従事しました。一人当たりのアカウント数は多くはありませんでしたが、その分クライアントと密にやり取りしながら運用改善を行うことにやりがいを感じて、どんどん広告運用にはまっていきました。
一方で、クライアントのKPIを達成するためには、提供しているメニューだけでは厳しい場面もあり、もっと幅広く、効果改善のレバーが多い広告を扱いたいと思うことも多かったです。そんなタイミングで、既にGunosyに転職していた元部長さんに「新しくASPを立ち上げるからこないか」と誘っていただきました。インフィード広告や記事広告に興味があったので、Gunosyであれば深く学べる環境があると思ったことと、新サービスの立ち上げを経験できることに魅力を感じ転職を決意しました。
GunosyではASPを一から立ち上げるというところで、主にオペレーション、クライアント・メディア営業、広告運用、LPや記事制作のディレクション、アルバイトメンバーの教育など幅広く対応していました。当初、上司2人と自分の3名体制で、上司が怪我で1か月休暇になるなどハプニングもありつつ、売上が右肩上がりに伸びていき徐々にメンバーも増え、目標達成の社員旅行にも行けたことは良い思い出です。
2年間勤めた後、ベンチャーの広告代理店に転職。広告運用一点集中で、Gunosy時代に得た知識・経験をフル活用し、売上を最大化する為のPDCAを回し続けました。広告に休みはないのでほぼ毎日管理画面とにらめっこ状態でしたが、入社1年後には月1千万円以上の利益を出せるようになりました。また、個人だけでなく社としての売上ベースアップのため、運用テクニックのマニュアル化やインターン生のマネジメントや教育にも従事していました。
元々、自営業を営んでいる母親の影響で、若いうちに色々な仕事を経験し吸収した知識やスキルをもとに、将来的には自分の興味のある分野で新しいサービスや商品を作ってみたいという思いがありました。そのためにまず新卒で入社した業界(広告・WEBサービス)の中で、運用・営業・オペレーション・クリエイティブ・ライター等、多岐に渡る業務を経験してきました。広告代理店に勤めて2年弱の時に現在の上司である石渡さんに声を掛けてもらい、初めてマインディアのことを知りました。具体的に転職活動はしていなかったのですが、今後は違う業界・業種も経験してみたいと考えていたタイミングだったので一度お話しを聞いてみたいと思い面談を組んでいただきました。
リサーチ業界の知見はまったくなかったのですが、ToC企業の商品開発の裏側やマーケティングが学べる環境で、私自身が将来立ち上げたいサービスに関連する業界のクライアントも多数いらっしゃると知って、とても魅力的な環境だと感じました。また、鈴木さんはじめ経営陣の方や、石渡さんなど優秀な方の元で働けることも、自分自身もっと成長できる良い機会になるのではと考えました。
入社前に、リサーチ業界の方に会って話を聞いたり、業務委託として少し早めに業務開始させていただいたりしていたので、特段大きなギャップはありませんでした。ただ、業務にまだ慣れないうちに繁忙期が来てしまったこともあり、残業の多さは想定以上ではありましたが、その点も今は落ち着いてかなりホワイトに働かせてもらっています。実際に働いて強く感じるところとしては、業務改善や自動化・効率化に関する対応スピードがとても速いです。Gunosyや前職でもスピード感は社として強みにしていた部分ではありましたが、マインディアはそれ以上に速く驚かされました。
マーケティング&オペレーション本部のオペレーション部門の統括をしています。具体的な業務内容としては、
などを行っています。
メインは定性調査になるので、常時10〜15件ほどの案件を同時進行で対応しています。一つ一つのタスクは難易度が高いものではありませんが、迅速かつミスなく対応することが重要なため常に緊張感を持って取り組んでいます。クライアントが希望した通りの対象者をリクルーティングすることが一番大変で、時には一日に何十人もの候補者に架電して喉が枯れたこともありますが(笑)意図に沿うインタビューを実施できクライアントから満足度の高いフィードバックをいただけた時はとてもやりがいを感じます。また、業務の合間になるべくインタビューを見るようにしているのですが、一般消費者の方の普段感じている不満や欲求、意外なインサイトなどを知ることが出来、それを今後どのように解決していくのかを勝手ながら自分でも考えたりして、マーケティングは奥が深く面白いなと常々感じます。
アルバイトやインターン生の方のマネジメントや教育は今までの経験を生かしつつ、時に上司の石渡さんに助言いただきながらより良いチーム作りを目指しています。広告の知識や経験を直接的に生かせる場面はほぼありませんが、広告運用する上で一番大切な『ミスなく・スピーディーに・効率的に』という働き方は現在のオペレーション業務に直結する部分でもありますので、その点では存分に生かせていると感じています。
8月で入社1年経ち、ようやくリサーチ業界にも慣れてきたので、今後はより業務改善や、リクルーティング精度の向上、ひいてはクライアントの満足度向上に貢献していきたいです。また、現在社内では行っていませんが、インタビューフローの作成やモデレーション、サマリー作成などのリサーチャー業務にも興味があるので、自ら学んで取り組んでいきたいと思っています。